AS(自律システム)

AS」とは「自律システム(Autonomous System)」のことで、インターネットに繋がる同じルーティングポリシー配下にあるIPネットワークやルータの集合のことを指します。

なんか難しいようですが、簡単に言うと、インターネットサービスプロバイダもひとつの「AS」ですし、学術ネットワークもひとつの「AS」です。インターネットは「AS」同士が相互接続しているものであると考えるとわかりやすいかもしれません。

なお、「AS」には各国のNIC(ネットワークインフォメーションセンター:日本ではJPNIC)などが発行する「AS番号」がユニークに割り当てられており、各「AS」は「AS番号」でお互いをインターネット上で認識して通信をしています。

エッジルーター

エッジルーター(Edge Router)」とは、バックボーン(Backbone、基幹ネットワーク、幹線ネットワーク)のエッジ(Edge、端)に配置されるルーターのことです。もっと簡単に言うと、ネットワークとネットワークの境界に設置されるルーターのことです。

なお、バックボーン側に設置してユーザーからのアクセス回線を収容するエッジルーターのことを「PEルーター(Provider Edge Router)」、PEルーターと対向してユーザー側に設置するエッジルーターのことを「CEルーター(Customer Edge Router)」と呼びます。

<構成例>
(LAN)-[CE Router]-(WAN)-[PE Router]-[Core Router]-(Backbone)-[Core Router]-[PE Router]-(WAN)-[CE Router]-(LAN)

コアルーター

コアルーター(Core Router)」とは、回線事業者やインターネットサービスプロバイダー、学術ネットワークなどのバックボーン(Backbone、基幹ネットワーク、幹線ネットワーク)を構成するハイエンドのルーターのことです。「バックボーンルーター(Backbone Router)」とも呼ばれます。ルーターの中で最も高性能で高価格です。

<構成例>
(LAN)-[Edge Router]-(WAN)-[Edge Router]-[Core Router]-(Backbone)-[Core Router]-[Edge Router]-(WAN)-[Edge Router]-(LAN)

プロトコル・アナライザー

プロトコル・アナライザー(Protocol Analyzer)」とは、コンピュータ・ネットワークやデータ機器間を流れるデータを解析する装置やプログラムのことを指します。ネットワーク通信で障害が発生した時に、ネットワークにこの機器を接続して、ネットワークに流れているパケットを傍受、解析してその原因を究明したりします。その他、以下のような用途に活用できます。

・ネットワークに関するトラブルシューティング。
・ネットワークに侵入する試みを阻止する。
・ネットワークに侵入するための情報・詳細を収集する。
・ユーザーのネット利用を調査し、怪しいコンテンツをフィルタリングする。
・他のネットユーザの行動を監視し、パスワード等の秘密の情報を盗む。
・ネットワーク上で用いられるプロトコルをリバースエンジニアリングする。

なお、「プロトコル・アナライザー」は、「プロアナ」、「アナライザー(Analyzer)」、「ネットワーク・アナライザー(Network Analyzer)」、「スニファー(Sniffer)」などと呼んだりもします。

プロトコル・アナライザー」専用のハードウェアもありますが、UNIXの「snoop」コマンド、Linux/FreeBSDの「tcpdump」コマンドも広義の「プロトコル・アナライザー」と言えるかも知れません。

メディアコンバータ

メディアコンバータ(Media Converter)」とは、異なる伝送媒体(例えば光ファイバーと銅線ケーブル)を接続し、信号を相互に変換する機器のことです。「メディコン」、「MC」、「M/C」とも表記したりします。