高感度新ダイポール型アンテナ ITAX RTS-858

最近は受信に必要なアンテナも各周波数帯でだいぶ揃ってきました。もうアンテナはこれ以上いらないかなと思っていましたが、楽天市場で「高感度新ダイポール型アンテナ ITAX RTS-858」というアンテナを見つけました。ITAX(アイタックス)という会社の製品のようです。大まかなスペックは以下の通りです。

【受信周波数帯】76-900MHz
【エレメント長】13cm-46cm
【接栓】BNC型

このダイポール型アンテナはハンディサイズで、全長15cm位の直方体のアンテナベース左右に2本エレメント(ロッドアンテナ)が付いており、アンテナベース下部に同軸ケーブルを接続するためのBNCコネクタが付いているものです。アンテナベース上部にはぶら下げるためのフックが付いています。エレメントは伸ばしたり、角度を変えたり出来るので、V字型、逆V字型、そして水平にすることが出来ます。ALINCOのオールモードハンディ広帯域受信機「DJ-X11A」にこのアンテナを接続して、ベランダでアンテナベースを手に持って色々な方向に向けて、色々な周波数を受信した結果は以下の通りです。

・AMラジオ放送
 594kHzのNHKラジオ第1:良く聞こえました。
 693kHzのNHKラジオ第2:良く聞こえました。
 810kHzのAFN:良く聞こえました。
 954kHzのTBSラジオ:良く聞こえました。

・短波放送
 方向が合えば聞こえました。

・FMラジオ放送
 80.0MHzのTOKYO FM:良く聞こえました。
 81.3MHzのJ-WAVE:良く聞こえました。
 82.5MHzのNHK-FM:良く聞こえました。

・120MHz帯エアバンド
 方向が合えば聞こえました(128.8MHzの羽田ATISも)。

・150MHz帯国際VHF
 方向が合えば聞こえました。

・アマチュアバンド
 方向が合えば少し聞こえました。

基本的にアンテナをV字型にして使いましたが、垂直に立てるよりも、水平に寝かせた方が受信感度が良くなる感じです。あと、かなり指向性があります。そのため、方向が合えばかなり高感度で受信出来ますが、方向が合わないと全く受信出来ません。こういう指向性の強いアンテナはフォックスハンティングや盗聴器の発見に威力を発揮しそうです。面白いアンテナです。

DJ-X81で緊急警報放送(EWS)の試験放送受信

緊急警報放送(EWS:Emergency Warning System)とは、緊急警報信号を使用して、待機状態にあるテレビやラジオなどの受信機のスイッチを自動的にオンにして行われる放送です。地震など大規模災害が発生した場合や、津波警報が発表された場合などに放送されます。

私が保有しているALINCOのハンディ広帯域受信機「DJ-X81」は、このEWSの受信機能を持っております(EWS受信設定はNHK-FMの周波数を設定するようになっている)。EWSの受信機能はON/OFFすることができますが、EWSをONにするとEWS受信待機状態になり、電源OFF状態でもEWS受信で自動的に電源が入ってNHK-FMの受信を開始しますが、待機電力を消費するので、バッテリーの持ちがかなり悪くなります。EWSをOFFにするとバッテリーの持ちはかなり良くなります。しかし東日本大震災のことを思い出すと、万が一に備えておいた方が良いと考え、私はEWSをONにしています。幸いにも、今までEWSのお世話になるような事態は発生しておりません。しかしそうなると、このEWS、ちゃんと機能するのか? という疑問も出てきます。実はそれを確認できることが、毎月1回あります。

NHKおよび民放各局では、月1回程度、緊急警報放送の試験信号放送をしています。NHKの場合、毎月1日(1月のみ4日)の11:59-12:00に総合テレビ、ラジオ第1、FM放送で緊急警報放送の試験信号放送をしています。実は今までタイミングが合わなくて、試験信号放送受信による「DJ-X81」のEWSの作動を一度も見たことがなかったのですが、本日4月1日はちょうど土曜日で休みだったので、EWSの作動を確認することが出来ました。「DJ-X81」は電源OFF状態からEWS試験信号放送受信して自動的に電源が入り、LEDが黄色に点灯し、画面に、「TEST」という文字と、設定してあるNHK-FMの周波数が交互に繰り返し表示されました。なお、試験放送による動作確認なので音は一切出ませんでした。これが本番の放送だった場合には、電源OFF状態からEWS信号放送受信して自動的に電源が入り、LEDが白色に点滅し、警報音が鳴り響き、設定してあるNHK-FMの放送受信を開始することになります。

今回は初めて緊急警報放送の試験信号放送を受信して「DJ-X81」のEWSの作動を見ましたが、これはなかなか使える機能だと思います。地震、津波、台風など自然災害の多い日本では、非常に有用だと思います。ですので、緊急警報放送対応の受信機を持っている人は、放送局の試験放送日(NHKは毎月1日)に、緊急警報放送の試験信号放送を受信してEWSが作動するか確認しましょう

なお、「DJ-X81」のEWSをONにしているとバッテリーをかなり消費しますが、「DJ-X81」は付属のバッテリーだけでなく、アルカリ単三乾電池でも駆動するので、乾電池さえ確保しておけば、災害による停電時に力を発揮すると思います。

マルチモードハンディ広帯域受信機 ALINCO DJ-X11

以前からALINCO製カードサイズハンディ広帯域受信機「DJ-X7」、テンキー付きハンディ広帯域受信機「DJ-X81」を持っておりましたが、もっと受信能力が高い受信機が欲しくなり、3月4日にALINCO製テンキー付きマルチモードハンディ広帯域受信機「DJ-X11」を購入しました。

マルチモードハンディ広帯域受信機(ワイドバンドレシーバー)「DJ-X11」はテンキー付きの本格的な受信機で、ALINCO製のハンディ広帯域受信機では最上位機種になります。テンキーで周波数をダイレクトに入力出来ることは「DJ-X81」と同じですが、「DJ-X81」との大きな違いは、2波同時受信が出来ることと、受信可能な電波形式が「AM」、「FM」、「WFM」だけでなく、「CW」と「SSB(USB、LSB)」も追加されていることです。「CW」はモールス通信で使われ、「SSB(USB、LSB)」はアマチュア無線などの電話(音声通信)で使われます。これにより、今までは聞こえなかった通信の受信が可能となりました。また、受信可能周波数も「DJ-X81」は0.1-1300MHzですが、「DJ-X11」は0.05-1300MHzと、少し広くなっております。

既に「DJ-X11」にAORのマグネット基台モービルアンテナ「MA500」を接続して受信を楽しんでおりますが、2波同時受信が可能なので、例えばアマチュア無線の144MHz帯と430MHz帯の呼出周波数を同時に受信する設定にすると、通信を受信するチャンスが非常に多いです。これは本当に便利です。ただ、メインバンドとサブバンドでは受信能力に差異があり、以下のようになっております。

<メインバンド>
受信周波数:0.05-1299.99995MHz
電波形式:オート(自動)、FM、WFM、AM、SSB(USB、LSB)、CW

<サブバンド>
受信周波数:144MHz帯(118-170.995MHz)、430MHz帯(336-469.995MHz)
電波形式:AM、FM

ですので、メインバンドで色々な周波数や電波形式で受信を試みつつ、サブバンドでアマチュア無線の呼出周波数を受信する、という使い方になります。尤も、聖徳太子でも無い限り同時に2波もスキャンして聞き分けるのも大変なので、これで十分実用的と言えるかもしれません(笑)。

今のところ、航空無線(エアバンド)、144MHz帯と430MHz帯のアマチュア無線、AMラジオ放送、FMラジオ放送、海外の短波放送などは受信しておりますが、「CW」のモールス通信や「SSB(USB、LSB)」の電話(音声通信)はまだ受信出来ておりません。近い内に使用周波数をきっちり調べて、受信を試みようと思います。

今年は「DJ-X7」、「DJ-X81」、「DJ-X11」の広帯域受信機3台体制で、色々なアンテナを試しながら無線受信を楽しみたいと思います。

<代表の独り言>
DJ-X11」は「DJ-X81」よりも充電時間が短くて使いやすいです。また、付属のバッテリーパックだけでなく、単三アルカリ乾電池も利用可能ですので、充電する時間が無い時や、充電出来ない災害時などに便利です。

ハンディ広帯域受信機 ALINCO DJ-X7にヒビ

2015年6月に購入して愛用してきたALINCO製のハンディ広帯域受信機「DJ-X7」のプラスチック製フロント部分にヒビが入っているのを見つけました。製品名が書かれているあたりです。ヒビもよく見なければ分からない程度で、まだ実用上も問題ありませんが、ちょっとショックです。修理に出すか、同じ「DJ-X7」を買うか、比較用に他社の広帯域受信機を買うか悩みます・・・。

受信用プリアンプ ダイヤモンド DMAX50

ALINCO製ハンディ広帯域受信機「DJ-X7」と「DJ-X81」での受信感度向上を目指して、ダイヤモンド(第一電波工業)の受信用プリアンプ「DMAX50」を購入しました。受信用プリアンプとは、アンテナと受信機の間に接続し、アンテナで受信した電波の信号を増幅して受信機に伝える装置です。この受信用プリアンプは0.5-1500MHzの受信に対応しています。また、電源としてACアダプターと、自動車で使うためのシガーライタープラグケーブルが付属しています。

使い方は、受信用プリアンプ「DMAX50」にACアダプターまたはシガーライタープラグケーブルで電源を接続、アンテナ用コネクタにアンテナからの同軸ケーブルを接続、受信機用コネクタに受信機のアンテナ端子への同軸ケーブルを接続し、受信機で所定の周波数の電波を受信後、電波が弱い場合にゲインコントロールつまみを回して、受信感度を調整します。ゲインコントロールつまみを最低まで回すと電源がOFFになり、アンテナからの信号をスルーしてそのまま受信機に流すようになります。受信用プリアンプ「DMAX50」のアンテナ用コネクタ、受信機用コネクタはMJコネクタ(M型コネクタのメス)なので、同軸ケーブルのコネクタ形状によっては変換コネクタが必要です。

早速、ハンディ広帯域受信機を使って微弱で聞き取りづらいアマチュアバンド(144MHz帯/430MHz帯)を受信し、受信用プリアンプ「DMAX50」のゲインコントロールつまみを回したところ、ハンディ広帯域受信機のSメーター(信号強度を示すメーター)のインジゲータが上がり、聞き取れる状態まで電波の信号が増幅されました。これは便利な機能です。

なお、受信用プリアンプはあくまでも受信した微弱な電波を増幅させる機器です。今まで受信出来なかった電波が受信出来るようになる訳ではないので注意して下さい。