144/430MHz帯高利得2バンドモービルアンテナ ダイヤモンド SG7900

ALINCO製ハンディ広帯域受信機「DJ-X7」、「DJ-X81」、「DJ-X11」、「DJ-X11A」でのアマチュアバンドの受信感度向上を目指して、ダイヤモンド(第一電波工業)の144/430MHz帯高利得2バンドモービルアンテナ「SG7900」を購入しました。

実は144/430MHz帯アマチュアバンドの受信用として、ダイヤモンド(第一電波工業)の144/430MHz帯マグネットマウントアンテナ「MR77B」を既に持っておりますが、通常はAORの広帯域受信用モービルアンテナ「MA500」をメインで使っておりました。これでもほぼ不自由なく受信出来ておりましたが、ダイヤモンド(第一電波工業)の製品カタログを見ていた時にこのアンテナを発見、利得を見ると「MR77B」の倍くらいの受信能力がありそうなので、購入することにしました。各アンテナの主要スペックの違いは以下の通り。

・MA500
 全長:0.7m
 重量:630g(マグネット基台込み)
 利得:0dB

・MR77B
 全長:0.5m
 重量:400g(マグネット基台込み)
 利得(430MHz):3.4dBi

・SG7900
 全長:1.58m
 重量:600g(アンテナのみ)
 利得(144MHz):5.0dB
 利得(430MHz):7.6dB

SG7900」は利得も長さも重量も圧倒的です(笑)。届いたアンテナを組み立てると、長さはApexRadioの長中短波受信用アンテナ「303WA-2」よりは短いのですが、アンテナ下部がかなり太く、重量もあります。そのため、既存のダイヤモンド製コンパクト強力マグネットベース「MR5A」では倒れないか心配になり、このアンテナのためにダイヤモンドの強力マグネットベース「SPM35」を追加購入したくらいです。それでも「SPM35」で保証されるアンテナの全長や重量をかなりオーバーしているので、車に取り付けてのモービル運用は出来ません。自宅ベランダにそっと立てておくか、ドライブ先の駐車場で停車状態の時に立てるのが精一杯です。

さて、肝心の受信能力についてですが、まだ正確な検証は出来ていません。ただ、今までは遠くても東京都大田区、茨城県古河市までしか受信出来ていませんでしたが、この「SG7900」を設置したところ、群馬県前橋市(赤城山)、栃木県佐野市、栃木県足柄市、東京都八王子市、東京都西多摩郡奥多摩町の交信も聞こえるようになりました。たまたま交信がある時に受信出来ただけかもしれません。これから他のアンテナと交換してどこまで受信出来るのか検証したいと思います。

なお、「SG7900」は144/430MHz帯専用アンテナなので、他の周波数はあまり期待出来ません。ダイヤモンドのエアバンド受信専用アンテナ「D103」と比べると、エアバンドの受信は少しは出来るものの、受信能力はかなり低めです。やはり何でもかんでも受信とはいかないようです。これからの検証が楽しみです。

<代表の独り言>
SG7900」はアンテナ単体なので、別途基台が必要です。

強力マグネットベース ダイヤモンド SPM35

最近、外部アンテナが増えてきたので、アンテナを設置するための基台として、ダイヤモンド(第一電波工業)の強力マグネットベース「SPM35」を購入しました。4mの同軸ケーブル付きで、アンテナ側の接栓はMJ型、受信機側の接栓はMP型です。以前購入したコンパクト強力マグネットベース「MR5A」との主な違いは以下の通り。

<MR5A>
マグネット直径:85mm
アンテナ全長:1m以下
アンテナ重量:150g以下

<SPM35>
マグネット直径:111mm
アンテナ全長:1.2m以下
アンテナ重量:350g以下

SPM35」はマグネットの直径も大きく、「MR5A」よりも長く、重いアンテナに対応しています。しかし私が持っているアンテナは全て規格外となってしまいます・・・。

●ダイヤモンド(第一電波工業)
120/300MHz帯エアバンド受信専用モービルアンテナ「D103
全長:1.3m
重量:225g

●ダイヤモンド(第一電波工業)
144/430MHz帯高利得2バンドモービルアンテナ「SG7900
全長:1.58m
重量:600g

●ApexRadio
長中短波用受信アンテナ「303WA-2
全長:1.8m
重量:450g

とは言え、「MR5A」と同様に、「SPM35」は自動車の屋根に設置することを前提としているので、私のように自宅のベランダに設置するのならばきっと大丈夫だろうと思っています(希望的観測)。ただ、風の強い日にはベランダに出さないようにしようと思っています。

120/300MHz帯エアバンド受信専用モービルアンテナ ダイヤモンド D103

ALINCO製ハンディ広帯域受信機「DJ-X7」、「DJ-X81」、「DJ-X11」での受信感度向上を目指して、ダイヤモンド(第一電波工業)の120/300MHz帯エアバンド受信専用モービルアンテナ「D103」を購入しました。

受信を始めた当初は、1本のアンテナで何でも受信出来る広帯域受信用アンテナがあればよいと思っており、AORの広帯域受信用モービルアンテナMA500を愛用しておりましたが、最近、ApexRadioの長中短波受信用アンテナ303WA-2で専用アンテナの効果を実感したので、エアバンド専用アンテナを購入してみました。「D103」のアンテナの長さは1.3m。303WA-2より短く、MA500より長い感じです。303WA-2は夜間の短波放送受信にしか使っていないので、昼間、アンテナを「D103」に交換し、2台の受信機でエアバンドの受信をしてみました。受信した結果は以下の通り。

<DJ-X11+D103>
・120.5MHzの東京航空交通管制部(東京コントロール)関東西セクター
→今まで通り感度良好。

・128.8MHzの羽田ATIS
→受信ランプは点灯するものの音声は不明。

<DJ-X81+D103>
・120.5MHzの東京航空交通管制部(東京コントロール)関東西セクター
→今まで通り感度良好。しかしDJ-X11でかろうじて受信出来る微弱な電波になると受信不可。

・128.8MHzの羽田ATIS
→雑音は入るものの、音声が聞き取れるレベルで受信可能。

また、私はダイヤモンド(第一電波工業)の受信用分配器/混合器SS500を2つ使って2本のアンテナを集約し、それを2台の受信機に分配しているので、もう1本のアンテナであるAOR MA500を取り外してみると、DJ-X81でも羽田ATISの音声が聞こえなくなりました。よって、「D103」によるエアバンド受信感度向上は間違いないと言えるでしょう。

特定周波数に合わせた専用アンテナの効果をまたしても実感しました。聴きたい無線の周波数が決まっているのならば、目的の周波数に合わせた専用アンテナが一番効果的だと改めて実感しました。

ところで、上記のように同じアンテナでもDJ-X11とDJ-X81で受信感度が異っております。DJ-X11はALINCOのハンディ広帯域受信機の最上位モデルであり、DJ-X81よりも受信感度が良いものだと思っていたので、意外な結果でした。そこで調べてみると、DJ-X11はAGC(Automatic Gain Control)という機能が無効化されているため、AM音声の受信が聞き取りづらいという情報がありました。これは、ACARS(Aircraft Communications Addressing and Reporting System、エーカーズ)というエアバンドを受信して航空機の位置情報などを表示するPCソフトウェアがあり、このACARSの地図上に航空機の位置情報を表示するためには、受信機で受信した情報を解析(デコード)する必要があり、その解析率を上げるためにAGCを無効化しているそうです。そのため、ACARSは使わないが、エアバンドの音声をより受信したいというユーザーの要望に応じて、ALINCOではDJ-X11のAGCを有効化してAM音声を聞き取り易くし、周波数メモリーをエアバンド関連で網羅したエアバンド仕様の「DJ-X11A」という機種も販売しているそうです(ACARS用プロットデータの解析率は30%ほど劣るとのこと)。また、ALINCOにてDJ-X11をDJ-X11Aに改造するサービスも行っているそうです(有料)。DJ-X11をDJ-X11Aに有料で改造して貰うか、DJ-X11Aを追加購入するか、悩むところです。

<代表の独り言>
D103」はアンテナ単体なので、別途基台が必要です。

モービルラジアルエレメントアンテナ NAGOYA RE-02

最近、より効率よく無線やラジオ、短波放送を受信するための設備を整備しておりますが、インターネットを検索していて、面白いアンテナを見つけました。googleで「受信感度アップ モービル ラジアル エレメント アンテナ UHF VHF 両用」、「NAGOYA RE-02 Mobile Antenna Ground UHF-F 10-1300MHz」で検索するとヒットするラジアルエレメントアンテナです。検索でヒットするサイトの説明によると、既存のアンテナに取り付けるだけで受信感度がアップするとのこと(ホントかよ?)。性能諸元は以下の通り。

【受信周波数帯】10-1300MHz
【コネクター】M型
【UHF用エレメント】430MHz、1200MHz 9.3cm×3本
【VHF用エレメント】50MHz、144MHz 15cm×3本
【接栓】M型

このラジアルエレメントアンテナは上部がMJ接栓、下部がMP接栓となっており、既存のアンテナ(MP接栓)と基台(MJ接栓)の間に挟み込んで取り付けるタイプです。水平方向に3本のラジアルエレメントを取り付けます。ラジアルエレメントはUHF用(430MHz、1200MHz)の短いエレメント(9.3cm)が3本、VHF用(50MHz、144MHz)の長いエレメント(15cm)が3本付属しており、受信感度をアップしたい周波数帯に合わせてエレメントを付け替えることが可能となっております。私は付け替えるの面倒なので、これを4セット購入して、アンテナ2本に対して上から、

[アンテナ]-[UHF用ラジアルエレメント]-[VHF用ラジアルエレメント]-[基台]

のような構成にしております。おかげでアンテナの見栄えは、何となく凄そうな感じになりました(笑)。ただ、ラジアルエレメントアンテナの効果は、それほどはっきりとはしていません。良くなったような気もするし、変わらない気もします。そもそも、ラジアル不要のノンラジアルアンテナの場合は、ラジアルやアースが不要な設計なので、わざわざラジアルエレメントアンテナを付けても意味がないと言われております。とは言え、せっかく購入したので、時々付けたり外したりして、受信感度の違いを比較したいと思います。

あと、このアンテナを使う時の注意点ですが、このアンテナの上部MJ接栓のネジと、側面のラジアルエレメント用ネジ穴、ラジアルエレメントのネジが黒く塗装されている感じです。このままだとアンテナとして電気的な導通が取れない可能性があるので、使う前に何度もネジを締めたり緩めたりして、赤銅色の地肌が見えるまで塗装を剥がした方が良いと思います。

最後に、このNAGOYA ANTENNAは日本の名古屋にある会社ではありません。名古屋通信股份有限公司(英語名:Reuex Industrial Co., Ltd.)という台湾の会社です。

名古屋通信股份有限公司
Reuex Industrial Co., Ltd.(Nagoya Antenna Taiwan)

http://www.nagoya.com.tw/

<代表の独り言>
なんで台湾なのに名古屋・・・?

長中短波用受信アンテナ ApexRadio 303WA-2での短波放送受信(続報)

先日、ApexRadioの長中短波用受信アンテナ「303WA-2」での短波放送受信が思ったほど良くないと記事を書きましたが、その続報です。記事にも書いた2つの問題点、接続構成と設置場所を改善してみました。

まず、アンテナの設置場所を変えました。元々はベランダの低い場所にあるエアコン室外機の上に「303WA-2」を設置しておりましたが、ベランダの縁から15cmほど外側にせり出すように鉄板を置き、そこに「303WA-2」を設置しました。アンテナを設置している鉄板は念のため鉄アレイ2個で支えております。そして、MP-SMA変換ケーブルを使ってアンテナとALINCOのマルチモードハンディ広帯域受信機「DJ-X11」を直接接続しました。

ここまで準備をしてから「DJ-X11」で短波放送の周波数帯をスキャンすると、かなりの短波放送を受信出来ています! 日本でもこんなにたくさんの外国(中国、韓国、北朝鮮がほとんど)の短波放送が聴けるのかと驚くくらいです。その後、試しにAORの広帯域受信用モービルアンテナ「MA500」に繋ぎ替えて短波放送の周波数帯をスキャンしてみました。一応、短波放送は受信出来ます。高めの周波数帯や、強い電波の場合は受信出来ますが、低めの周波数帯や弱い電波の場合は、「303WA-2」に軍配が上がるようです。逆に、120MHz帯エアバンド、144MHz帯や430MHz帯のアマチュアバンドについては「MA500」では良く受信出来ますが、「303WA-2」では少しは受信出来るけど、かなり心許ない感じでした。やはりアンテナには周波数に合わせて変えなければダメですね。

これで一応、「303WA-2」の受信能力については問題がないことを確認できたわけですが、上記の検証だと設置場所による問題か接続構成による問題か切り分けが出来ていないので、前回と同じ接続構成にしてみました。

[303WA-2]-[SS500]-[DMAX50]-[DJ-X11]
[MA500]

AORの広帯域受信用モービルアンテナ「MA500」とApexRadioの長中短波用受信アンテナ「303WA-2」をダイヤモンド(第一電波工業)の受信用分配器/混合器「SS500」に繋いで1本の同軸ケーブルに集約し、その同軸ケーブルをダイヤモンド(第一電波工業)の受信用プリアンプ「DMAX50」に繋ぎ、そこから同軸ケーブルをALINCOのマルチモードハンディ広帯域受信機「DJ-X11」接続しています。この状態で短波放送や120MHz帯エアバンド、144MHz帯や430MHz帯のアマチュアバンドの受信が良好に出来ましたので、接続構成には問題はなかったと言えます。よって、アンテナの設置場所が問題だったと言えます。

アンテナは障害物のない高い場所に設置しましょう!

今後は、以下のアンテナ構成で受信を楽しみます。

30kHz-30MHz:ApexRadio 303WA-2(長中短波用)
25MHz-1300MHz:AOR MA500(VHF、UHF用)