VHFエアバンドフィルター AOR ABF128

ALINCO製ハンディ広帯域受信機「DJ-X7」、「DJ-X81」、「DJ-X11」、「DJ-X11A」でのエアバンド(航空無線)の受信感度向上を目指して、AORのVHFエアバンドフィルター「ABF128」を購入しました。

ABF128」は、アンテナと受信機の間に取り付けるフィルターで、90MHz以下の放送周波数と172MHz以上のテレビ放送の周波数に対して40dBmの減衰を行い、108MHz-136MHzのVHF帯エアバンドの受信を抑圧されないようにするものです。簡単に言えば、エアバンド以外の邪魔な電波を遮断してくれるフィルターです。主なスペックは以下の通りです。

周波数範囲:108MHz-136MHz
減衰量(0.3MHz-75MHz):最低40dB
減衰量(175MHz-400MHz):最低40dB

早速、「ABF128」を「DJ-X11A」を装着し、「ABF128」未装着の「DJ-X11」と同じ周波数を受信して、受信感度の違いを確認してみました。結果は以下の通りです。

・AMラジオ放送
 594kHzのNHKラジオ第1:受信不可。
 693kHzのNHKラジオ第2:受信不可。
 810kHzのAFN:受信不可。
 954kHzのTBSラジオ:ぎりぎり受信はするけど聞き取り不可。

・短波放送
 3.945MHzのラジオNIKKEI 第2放送:受信不可。
 6.055MHzのラジオNIKKEI 第1放送:受信不可。

・FMラジオ放送
 80.0MHzのTOKYO FM:良く聞こえました。
 81.3MHzのJ-WAVE:良く聞こえました。
 82.5MHzのNHK-FM:良く聞こえました。

・120MHz帯エアバンド
 良く聞こえました。

・144MHz帯アマチュアバンド
 Sメーターで約半分の受信感度になりました。

・430MHz帯アマチュアバンド
 受信不可。

この結果を見ると、確かにスペック通りに減衰しているようです。私の受信環境では「ABF128」を装着してもエアバンドの受信感度は変わりませんでしたが、これは幸いにも他の電波の干渉を受けていないということなのでしょう。「ABF128」は外出先でのエアバンド受信で、他の電波が強い時などに威力を発揮しそうです。

モービルラジアルエレメントアンテナ NAGOYA RE-02

最近、より効率よく無線やラジオ、短波放送を受信するための設備を整備しておりますが、インターネットを検索していて、面白いアンテナを見つけました。googleで「受信感度アップ モービル ラジアル エレメント アンテナ UHF VHF 両用」、「NAGOYA RE-02 Mobile Antenna Ground UHF-F 10-1300MHz」で検索するとヒットするラジアルエレメントアンテナです。検索でヒットするサイトの説明によると、既存のアンテナに取り付けるだけで受信感度がアップするとのこと(ホントかよ?)。性能諸元は以下の通り。

【受信周波数帯】10-1300MHz
【コネクター】M型
【UHF用エレメント】430MHz、1200MHz 9.3cm×3本
【VHF用エレメント】50MHz、144MHz 15cm×3本
【接栓】M型

このラジアルエレメントアンテナは上部がMJ接栓、下部がMP接栓となっており、既存のアンテナ(MP接栓)と基台(MJ接栓)の間に挟み込んで取り付けるタイプです。水平方向に3本のラジアルエレメントを取り付けます。ラジアルエレメントはUHF用(430MHz、1200MHz)の短いエレメント(9.3cm)が3本、VHF用(50MHz、144MHz)の長いエレメント(15cm)が3本付属しており、受信感度をアップしたい周波数帯に合わせてエレメントを付け替えることが可能となっております。私は付け替えるの面倒なので、これを4セット購入して、アンテナ2本に対して上から、

[アンテナ]-[UHF用ラジアルエレメント]-[VHF用ラジアルエレメント]-[基台]

のような構成にしております。おかげでアンテナの見栄えは、何となく凄そうな感じになりました(笑)。ただ、ラジアルエレメントアンテナの効果は、それほどはっきりとはしていません。良くなったような気もするし、変わらない気もします。そもそも、ラジアル不要のノンラジアルアンテナの場合は、ラジアルやアースが不要な設計なので、わざわざラジアルエレメントアンテナを付けても意味がないと言われております。とは言え、せっかく購入したので、時々付けたり外したりして、受信感度の違いを比較したいと思います。

あと、このアンテナを使う時の注意点ですが、このアンテナの上部MJ接栓のネジと、側面のラジアルエレメント用ネジ穴、ラジアルエレメントのネジが黒く塗装されている感じです。このままだとアンテナとして電気的な導通が取れない可能性があるので、使う前に何度もネジを締めたり緩めたりして、赤銅色の地肌が見えるまで塗装を剥がした方が良いと思います。

最後に、このNAGOYA ANTENNAは日本の名古屋にある会社ではありません。名古屋通信股份有限公司(英語名:Reuex Industrial Co., Ltd.)という台湾の会社です。

名古屋通信股份有限公司
Reuex Industrial Co., Ltd.(Nagoya Antenna Taiwan)

http://www.nagoya.com.tw/

<代表の独り言>
なんで台湾なのに名古屋・・・?